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転勤族入門

東京と地方、転勤族が住みやすいのはどっち?生活・風土・言葉の違いを徹底比較!

都会から地方まで、さまざまな環境で生活することになる転勤族。

それまで過ごしたことのない環境に身を置かなくてはならなくなったとき、不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫!

実際はどんな生活になるのかあらかじめ知っておくことで、その不安を軽くすることができますよ。

そこで今回は、東京と地方の両方で生活経験のある転妻歴14年の私が、自分の体験を元に次の5つの項目について徹底比較していきます!

東京暮らしと地方暮らしはここが違う!

  1. 移動(交通)手段
  2. 気候
  3. 言葉
  4. 地域のコミュニティ
  5. ショッピング&娯楽
こちらの記事では、私個人が住んだことのある東京のエリア、地方をモデルにお話しています。東京全てのエリア、全ての地方に当てはまるわけではありませんので、あくまでも一つの例としてお読みくださいね。

それでは“転勤族の東京暮らしVS地方暮らし”、徹底比較スタート!

東京VS地方その1☆移動(交通)手段

東京暮らしと地方暮らしでまず違うのは、移動手段。

その違いは次のようになります。

東京と地方の移動手段の比較

〇東京〇

  1. 電車やバス…本数は多く、路線は広範囲を網羅している。
  2. 自転車…乗る人が多い。子どもがいる家庭では子ども乗せ電動自転車所有率が高い。
  3. 車…なくても生活できる。必要なときは、タクシー、レンタカー、カーシェアリングなどを利用。
  4. 徒歩…よく歩く人が多い。駅から10分は徒歩圏内。

〇地方〇

  1. 電車やバス…本数は少なく、路線は限られたエリアのみ。
  2. 自転車…あまり乗らない。子ども乗せ電動自転車を見かけない。
  3. 車…自家用車必須。大人は一人一台が基本。
  4. 徒歩…普段の生活ではあまり歩かない。駅から10分は徒歩圏外。

こうして見ると、随分違いますよね~!

東京では公共の乗り物が本当に充実しているので、自家用車がなくても充分に生活できます。

ちょっとした距離なら自転車で十分だし、郊外へのレジャーはレンタカーやカーシェアリング、悪天候や体調不良のときはタクシーでOK。

一方地方は、どこへでも車で出かけます。だから自転車にも乗りません。

地方出身の私の友人の中には「子ども乗せ自転車を見たことがない」という人が何人もいます

車がないと行動範囲がかなり限られてしまうので、地方転勤の可能性がある人は、車の免許を取得して、ちゃんと運転できるようにしておいたほうがいいですね。

それとは逆に、地方から東京への転勤の場合は、たくさん歩ける体力をつけておくことをおススメします。

電車の乗り換え、駅やバス停から目的地までの道のりなど、とにかく歩く場面がたくさん出てきますよ~。

Cotton
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それぞれの暮らしに合わせて事前に準備できることはしておいたほうがよさそうですね!

東京VS地方その2☆気候

日本列島は南北に長いので、地方と言っても地域によってそれぞれ気候が異なります。

ですので、こちらでは東京と私が住んだことのある北陸地方を例に解説していきますね。

東京と地方(北陸地方)の気候の比較

〇東京〇

  1. 一年を通して晴天が多い
  2. 空気が乾燥しやすい
  3. 夏はヒートアイランド現象が起きる
  4. 冬に雪が降ることは少ない

〇北陸〇

  1. 一年を通して曇天が多い
  2. 空気が乾燥しにくい
  3. 夏は都会と同じくらい暑い
  4. 冬は雪が降る(数年に一度は大雪)

東京と北陸の気候は、夏以外は結構違います。

私は最初、東京の冬の天気の良さにとても驚きました。

冬の北陸は常に曇っていますからね。

雪が降るのが当たり前なので、毎年12月になると車のタイヤはすぐにスタッドレスに交換し、長靴、スノーブラシ、スコップを車に積んでおきます。

これは、雪の季節に外に車を停めておくと、車を動かす前にまず雪かきをする必要があるからです。

雪道の運転も大変ですし、都会出身の人にとって北陸の冬は少々過酷かもしれません。

こちらが雪国三種の神器の一つである「スノーブラシ」。冬はコレがないと話になりません(笑)
Cotton
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でも、いいこともありますよ!北陸は空気が乾燥しにくいので、お肌がしっとりするんです。これは女性にとって嬉しいポイントではないでしょうか♪

これまでと違う地域に住むことになったとき、このようにマイナスな部分ではなく、プラスな部分に目を向けることはとても大切です。

東京VS地方その3☆言葉

東京と地方では言葉も大きく違います。

東京では標準語がメイン、それ以外の地域では方言をメインに使う人が多いですよね。

こちらでは標準語と方言を使う地域の比較を見ていきましょう。

東京と地方の言葉の比較

〇東京〇

  1. メインは標準語
  2. 方言の訛りを指摘してくる人もいる
  3. 地方出身者も標準語に染まっていく

〇地方〇

  1. メインは方言
  2. 標準語を話すと「都会から来た人」と言われる
  3. 方言を話せるようになると地元の人との距離が縮まる

地方出身者が東京に出てまずぶつかるのが“言葉の壁”。

東京出身の人からみれば、同じ日本語なのに言葉の壁ってどういうこと?と不思議に思うかもしれません。

が、それまで方言しか話してこなかった人にとって、標準語のハードルは高いもの。

標準語だと思っていた言葉が実は方言で通じなかった、イントネーションが違っていた…などは地方出身者あるあるです。

私も初めて上京したときは結構苦労しました…!

「訛ってるね~」と言われたことも(笑)

そしてもちろん、逆のパターンもありますね。

地方で標準語を使うと、だいたい「都会から来たの?」や「ここ(その土地)の人じゃないね」と言われます。

地方の人にとっての標準語は、どうしても相手との距離を感じさせるものなので、その土地に慣れてきたら少しずつ方言を覚えて使ってみましょう。

「え?今何て言った?」最初は方言を聞き取るのもなかなか難しいかも!?
Cotton
Cotton
方言は大切なコミュニケーションツールの一つ。無理はしなくていいけれど、少しずつでも覚えていけばその土地の人たちとの距離がグッと縮まりますよ♪

東京VS地方その4☆地域のコミュニティ

新しい土地に引っ越し、新しい生活が始まると、人間関係もまたゼロからのスタートになります。

最初は近所の方や子ども繋がりでの知り合いが少しずつ増えていくのですが、そういった地域のコミュニティなどは、東京と地方でどう違うのかを見ていきましょう。

東京と地方の地域のコミュニティの比較

〇東京〇

  1. 近所付き合いが希薄
  2. 地域の行事が少ない
  3. 知り合いの知り合いは、知らない人
  4. 昔からその土地に住んでいる人ばかりではない

〇地方〇

  1. 近所付き合いが濃厚
  2. 地域の行事が多い
  3. 知り合いの知り合いも、知っている人
  4. 昔からその土地に住んでいる人が多い

東京と地方では、地域のコミュニティのあり方、関わり方が大きく違います。

東京では近所付き合いがあっさりしていると言われますが、本当にその通り。

特に転勤族は賃貸マンションやアパートに住むことが多いので、他の住人とすれ違っても軽くお辞儀をする程度です。

仮に一軒家だったとしても、必要最低限のお付き合いをするので深く介入することはありません。

地域の行事も小学校と連携していることが多く、基本的には子どもがメイン

このような環境だと何もないときは気楽でいいのですが、緊急時に気軽に頼れる人がいないので心細く感じることもありますね。

一方、地方では昔からその土地に住み続けている人が多いので、どうしても付き合いは濃くなります。

代々受け継がれてきた地域の祭りなども多いです。

そして人間関係も必ずどこかで繋がっていて、新しく知り合った人は友人の友人だった!なんてことも。

こういった部分は都会に比べてちょっと息苦しい感じがしますよね。

でもその代わりに、何かあったときはすぐに誰かが助けてくれるという安心感があるのも事実。

Cotton
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いつ何があってもおかしくない今の世の中、東京と地方どちらのコミュニティに身を置くことになっても、いざというときに頼れる人間関係を築いておくことが大切なのかな、と思います!

東京VS地方その5☆ショッピング&娯楽

最後はショッピングと娯楽についてです。

これも東京と地方では随分違うイメージがありますが、実際はどうでしょうか。

東京と地方のショッピング&娯楽の比較

〇東京〇

  1. 百貨店から路面店までショッピングする場所が多い
  2. レジャー施設、文化施設が充実している
  3. 外出先で知人に会う確率は低い

〇地方〇

  1. 百貨店、路面店共に少なく、ショッピングする場所は郊外の大型モール
  2. レジャー施設、文化施設が少ない
  3. 外出先で知人に会う確率は高い

多くの人がイメージする通り、ショッピングや娯楽のための施設に関しては東京の方が圧倒的に充実しています。

テレビや雑誌で取り上げられるお店の多くは東京にありますし、話題のレジャー施設や文化施設なども都会にはたくさんありますよね。

こういった環境は確かに魅力的ですが、誘惑が多いということでもあるんです…!

ついつい散財しがちになるので、定期的に気を引き締めないといけません。

一方地方はどうでしょう。

ハッキリ言ってショッピングできる場所は少ないです。特に百貨店は年々減り続けていますね。

車社会なので、都会のように駅周辺が商業施設で賑わっているというわけでもありません。

ただ、郊外にとてつもなく大きなショッピングモールがあり、そこにレジャー施設等が併設されていることも多いです。

モール自体が巨大な街のようなものなので、そこにさえ行けば一日楽しめるようになっているというわけです。

休日はみんなモールに出かけるので、どうしても知人に会う確率は高くなりますね
Cotton
Cotton
最近はショッピングも娯楽もオンラインでできますし、インターネットを上手く活用してどこに住んでも自分なりの楽しみ方を見つけていくのもいいですよね!

まとめ

今回は転勤族の東京暮らしと地方暮らしについて、次の5つの項目について比較をしてみました。

  1. 移動(交通)手段
  2. 気候
  3. 言葉
  4. 地域のコミュニティ
  5. ショッピング&娯楽

東京と地方、どちらも自分にとってプラスの部分もあればマイナスの部分もありましたね。

何となく肌が合わない…そんな土地に住むこともあるかもしれませんが、何か一つでも前向きになれるような楽しみを見つけるようにしていきたいものです。

引っ越しを控えているみなさんの不安が少しでも軽くなりますように。